このブログに記載されている内容は、2010年6月から2014年7月までの情報です。

2014年01月06日

【御伽噺】 中国  最後の切り札は「財政余力」?

最後の切り札は「財政余力」という記事を、よく見かける。
中央政府は「財政余力」があるので「影の銀行」であろうと「地方政府債務」であろうと
その気になれば「財政余力」で、一気に解決が出来るとのこと。

でも、その根拠を読んでみると、、、、、
中国の国債発行残高は2012年末で約7兆7千億元(約120兆円)。
国債残高のGDP比が20%。地方債を含めても70%。
日本は250%。米国は100%。英仏独80%。よってまだまだ国債発行の余地がある。
「財政余力」とは“金を持っている”ということでは無くて“借金できる力がある”ということです。
日本の異常値は、邦銀が日本国債を買うから。ほぼゼロ金利状態では低金利とは言え
日本国債を買えばノーリスクで儲かるから(今後は日銀が買い占めることになるが)。
邦銀にとっては、美味しい打ち出の小槌。銀行員の給料の為の国債。

では、中国政府(共産党)が諸問題解決の為に国債を発行するとして、
誰が買うの?
結論的には中国五大銀行(国営銀行)に無理やりにでも買わせることになるでしょう。
その時のお金(人民元)の流れは?
(中国人民銀行→)国営銀行→中央政府→地方政府・国営企業→闇の銀行等の債権者
となります。
結局は、市中に大量に人民元がばら撒かれる様になります。
そもそも「バブル崩壊回避」→「通貨大量供給」→「インフレ」という単純な構造です。

最後の切り札「国債大量発行」で「バブル崩壊回避」は可能です。
でも、ますますインフレです。「財政余力(借金能力?)」は根本解決になりません。


           ※※※※ 人気投票に参加中 ※※※※
↓↓次の冒険(ブログ更新)のモチベーションになります。クリックお願いします。↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
にほんブログ村

posted by ムーゾン at 08:00| 上海 | Comment(158) | 御伽噺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

【御伽噺】 中国に、バブル崩壊は、、、無い!

以前にも「影の銀行(シャドーバンキング)」について書きましたが
http://muzon.seesaa.net/article/381696283.html
やっぱり、12月後半も中国人民銀行は人民元を大量供給してしまいました。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE9BN05420131224
【もしもボックス】 「バブルを崩壊させないで!」 通りの展開。
http://muzon.seesaa.net/article/374419901.html

中国に、バブル崩壊は、、、無い!
「よかった、よかった(笑)」

社会の歪は、、、、「インフレ」という形で。
インフレで困るのは庶民。2013年も20万件近くの暴動が起きたとのことだが、、、
今年はもっと増えそう。
まあ、暴動は力で抑えれば済むことだから。解決方法が明確。簡単、簡単。
特に民族問題もある新疆ウイグルでは多くなりそう。
私の中国冒険で、宿題で残っている大きな旅先は、新疆ウイグル。
もう行けないかな。残念。

「バブル崩壊」はモラルのある国で起こること。
モラルの無い国で起こるのは「インフレ」。


           ※※※※ 人気投票に参加中 ※※※※
↓↓次の冒険(ブログ更新)のモチベーションになります。クリックお願いします。↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
にほんブログ村

posted by ムーゾン at 08:00| 上海 | Comment(0) | 御伽噺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

【御伽噺】 ●近平の権力集中の先には、、、

前回にも記載しましたが、現在の政治局常務委員(CHINA7)を含め、主要なメンバー
の立ち位置を纏めると、下記のようになると分析します。
共産党勢力地図.JPG

現在の政治局常務委員、7名の内、●近平の配下(本人含む)は、4名。
●近平、●徳江、●正声、●岐山。
●雲山、●高麗は保身第一の日和見的なので、完全な敵対陣営は●克強のみ。
政治局常務委員内では、●近平は多数派を形成している。
更に完璧な政権取得の為に障害となるのは“長老達”の横槍のみ。
今回の「●永康氏拘束」の最大の目的は“長老達への警告”だと思います。
「“元”政治局常務委員であろうと、逆らったら逮捕するぞ。」
その為には相当の権力集中が必要で、「●永康氏拘束」によって最大派閥
上海閥の2代目ドンになる。
今、正に「●永康氏拘束」なるか、ならないかは、今後の中国における大きな分水嶺。
●近平としても大きな賭けだけに、対抗勢力(長老達、団派)の抵抗はいかなるものか?

●近平が完全な権力集中を果たした時は、どうなるものか?
彼がやろうとしているのは、薄煕来の手法のコピー。
毛沢東の仮面を被って、政敵を「腐敗撲滅」の名の元に失脚させる。
政敵である特権階級のみを処罰し、民衆には「不公平の是正」とアピールしながら
実際には今回の「三中全会」で新設された「国家安全委員会」で厳しく民衆を
力で押さえつける。
最近、中国各地で見かける、この様なポスター。
ポスター1.png

ポスター2.jpg

ポスター3.png

ポスター4.png

「清貧を尊び、共産党の指導の下、一致団結しよう」という風に感じるが。
彼がやろうとしているのは、
自分に忠誠を尽くす特権階級を保護しながら、
民衆の反感を買うような派手な贅沢は控えさせて、
民衆の反発は力で押さえつけながら、民衆には清貧を強要する。
じゃないのかな。

はたまた、真の権力集中に成功した暁には、特権階級を裏切り
本当に毛沢東的な手法で、強引な富の再分配を実施するのか。


           ※※※※ 人気投票に参加中 ※※※※
↓↓次の冒険(ブログ更新)のモチベーションになります。クリックお願いします。↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
にほんブログ村
posted by ムーゾン at 08:00| 上海 | Comment(0) | 御伽噺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。