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2014年01月29日

【御伽噺】中国 根源的な欠・(1/3) 金融

金融システムの不備(金の貸し方が分かっていない)

中国には民営銀行はほとんど無く、五大銀行(中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行、中国農業銀行、交通銀行:全銀行資産の約50%)も全て国営。
建前としては社会主義国家であるので、銀行の金利についても国家からの指定があり、預金受入基準金利:3%(上限3.2%)、貸出基準金利:6%(下限4.2%)。
本来の金融業とは、ハイリスクな投資にはハイリターン(高金利)、ローリスクな投資にはローリターン(低金利)という、リスクと金利とを天秤に掛けた金融技術が必要となるが、上記の様な手法の中では金融技術は磨かれない。
またローリスク?な国営企業が優先的な融資先となる。
このような状況の中で中国内のリスクマネーへの需要に対応するために
「シャドーバンキング」が自然発生してきた。
日本で言うと(死語ではあるが)「頼母子講」「無尽講」となる。
一歩間違えれば「ねずみ講」の類。
この「ねずみ講」の貸出総額が20億元とも30億元とも。
中国全体のマネーストックが約100兆元であるので、数割の規模が闇金融。
経済活動や管理通貨(人民元)の数割が政府コントロールの蚊帳の外にある状態。
また国有銀行の「国営企業は回収ノーリスク」という前提での融資も非常に危険。
国営企業は非常に生産性が低い。儲けることが出来ない会社から回収出来るのか?
五大銀行が国有企業であるので、中央銀行(中国人民銀行)とのケジメも曖昧。
事実上、五大銀行も中央銀行のようなもの(いくらでも人民元を印刷出来る?)。


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posted by ムーゾン at 08:00| 上海 | Comment(0) | 御伽噺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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