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2013年10月03日

【もしもボックス】 「バブルを崩壊させないで!」

【日本のバブル崩壊】
1985年のプラザ合意後の急激な円高不況にあえぐ日本が、不況克服のために内需拡大に舵を切り、公共投資拡大・公定歩合引下げを行い、お金ジャブジャブ状態に。
1990年の日銀による金融引き締めは完全に後手に回ったため急激なものとなり、信用収縮が一気に進んだ。信用崩壊のさなかにおいても金融引き締めは続けられ、経済状況を極度に悪化させた。
日銀が日本銀行券(日本円)の価値を守る為に(インフレを起こさない為に)、金融引き締めを行い不動産価格が急落したというお話。

であれば、インフレを起こしていれば、バブル崩壊は起きなかったということ。
(億ションが高くないと感じるほど、他の物価を上げればいいということ)



この国の誰かが【もしもボックス】を持っているみたいですね。そして
「バブルを崩壊させないで!」
て言っちゃったみたいです。
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http://muzon.seesaa.net/article/372601835.html

インフレになったら一般的には“庶民”が困ることになります。
庶民はエンゲル係数が高いので、生活費に余裕が無いからです。また弱い立場の庶民はインフレに合わせて収入が増えることは絶望的です。
【農民は】
13億の民の内、半数は農民です。6〜7億人くらい。現在でも彼らは自給自足的な生活をしています。考えようによっては、インフレになっても一番影響が小さいのは彼らかもしれません(もともと貨幣経済に参加していない)。でも教育には現金が必要です。インフレでますます教育費が高騰します。子供に教育をつけてあげることが出来ない。
「農民の子は農民」というスパイラルから抜け出すことが出来ない。現状も過酷な野良仕事で一生が終わるという半ば農奴状態。
まあインフレ関係無いのだが、潜在的な貧富の差に不満を募らせる。
【都市部の庶民は】
基本的にインフレが生活に直撃するのは彼らです。政府発表のCPI(消費者物価指数)も失業率も嘘っぱち(現在も)で、収入が上がらず生活は苦しくなる一方。
単なるインフレに加えて、中国の成長に限界を感じた外資の停滞・撤退等もあり、不況も同時進行する。
不況下のインフレ、そうスタグフレーション。
街には失業者が溢れるが(今でも大卒の就職率は悲惨)、悲しいかな彼らは90后、80后の一人っ子。甘やかされて育っているので暴力に訴える勇気が無い。
散発的な暴動も、武警に簡単に鎮圧されてしまう。
将来を悲観した自殺やテロが増加する。
【都市部の富裕層は】
一般的にインフレは庶民生活に直撃しますが、この国においては富裕層の方が生活の変化が激しくなると思います。
過去の投資の失敗はインフレにより免除されますが、新たな投資が無い状態に。
過去に蓄えた資産を元に、細々と生きながらえればいいのだが(それもインフレで相対的な価値は下がるが)、一度贅沢を覚えてしまった彼らは、慎ましやかな生活に我慢が出来ない。
特に役人の中間管理職。彼らの本給はびっくりするくらい安いが、誰よりも贅沢をしている。土地売買等の許認可に関係して、莫大な利権を得ているからだ。
しかし土地売買でのキャピタルゲインが期待出来なくなると、土地売買の機会が激減する。
収入は公務員としての本給だけになっていく。
一度贅沢を覚えた人間は、簡単には元の生活には戻れない。
また、それなりの権力を有する彼ら。
彼らがどう動くか(地方政府がどう動くか)が、この国の行く末を握っている。


まあ、バブル崩壊はいっきに来ますが、インフレはゆっくり進行するので、まだ時間はあります。


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posted by ムーゾン at 09:00| 上海 | Comment(0) | 御伽噺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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